ディテイリング

【トヨタ ヴェルファイア】ディテェイリング施工

こんにちは!イリュージョンカーディテイリングです!
今回はヴェルファイアのディテイリング模様をお届けいたします。

足回り洗浄

先ずは通常通り足回りからのスタートです。

足回り洗浄はホイールだけでなく下記部分の様な細かな箇所も含まれます。

特殊ケミカルとディテイリングブラシを駆使し、抜かりなく仕上げていきます。
細かな箇所ではありますが、この積み重ねこそが全体のクオリティUPにつながります。

タイヤハウスも・・

スッキリ^^
つや出し剤などの誤魔化しの黒さではなく、しっかりと洗浄したことで得られるナチュラルな黒さです。

肝心なホイールはペイントが劣化状態でスパッとしたキレイさにはなりませんでした^^;

ボディ 洗車・洗浄

本格的なボディ工程へ移る前に先ずはドア内・ヒンジ部等の泥汚れを清掃します。

続いてボディプレウォッシュ。

フォームランスにてプシュ~っと泡で包み上げます。

通常の洗車では落とせない細部に詰まった泥汚れなどもこちらの工程で掻き出しておきます。

大分さっぱりとさせてからようやくの通常洗車となります。

洗車スポンジもボディ下部だけを洗うもと2種類使い分けます。
少しでもキズ防止になればなと^^

ここからは洗車だけでは落とせない汚れや付着物を除去していきます。

鉄粉や異物を物理的に擦って除去する際はどうしても多少のキズが入ってしまいますが、ラバーパッドを使用することで可能な限りキズの抑制につながります。(研磨無しの場合は除去剤のみ使用)

続いては細部洗浄。

隙間という隙間をしっかりとケミカル洗浄していきます。

プレウォッシュ工程で予め泥汚れを除去しておいたのは、こちらの工程で最大限ケミカルを反応させるためと、泥を引きずってしまうとキズが入るリスクがあるためです。

ケミカルがガラスに付着するとよくないので隣接部分はマスキングしておきます。

エンブレムも2工程の洗浄を終えると・・

本来の質感が蘇ります^^

Before

After!

未塗装樹脂部分もこのままコーティングするのではなく・・

しっかりと洗浄後、コート剤を乗せます。
持続性もクオリティも違ってきます。

研磨

面洗浄を終えるといよいよ美観向上の根幹でもある研磨工程です。

マスキングは当然行いますが、逆にマスキングをしてはいけない箇所もありますので注視しながら貼っていきます。

暗室&スポット照明下にて。

キズの確認が難しいホワイト系であってもこの空間であれば見逃しません。
しっかりとキズが浮かび上がってきます。(濃色車に比べて確認が難しいですが^^;)

自然光が差し込む環境や蛍光灯のみでの確認ではまず見えません。。

このキズが乱反射を招き、塗装本来の輝きの妨げになってしまってます。

左右のサイドバイサイド照明+中央補助照明、最後に天井ハニカム照明と様々な角度や見え方を確認しながら適切にキズを抜いていきます。

研磨後
淀みのない透明感ある本来の質感へ。

プラン、施工内容によって異なってきますが、今回は可能な限り研磨でディテイルアップしていく内容でしたので細かな箇所もしっかりと研磨していきます。

大分引き締まったかと^^

ルーフは逆サイドの照明にてバッチリとキズの可視化

最適なマッチング図り過度な負担をかけず理想な状態へ。

全ての隙間もしっかりと手磨きしていきます。

コンパウンドの残りかす対策、そしてディテイルアップにつながる重要作業です。

非常に根気のいる作業ですが、一歩引いて見た時全体の質感がUPします。

続いては照射方法が特にシビアなサイド面。
濃色車のキズを見る時の光源の当て方では全くキズが見えなくなります。

非常に塗装強度が高く尚且つ膜厚もある塗装でしたが、当然磨き過ぎはNG。

理想的な2工程研磨にて最適化を図ります。

一方でこちらは非常にデリケートなピアノブラック。

マッチングも変え漆黒復活^^

テールレンズもグルグルキズが目立ちますが。。

無事除去できました。

クリア感が増し、これだけでもリア周りの雰囲気がガラリと変わります。

社外エアロ装着もありバンパー部はやや複雑でしたが。。

しっかりと磨き抜きます♪(複雑すぎる場合は施工時間も変わってきますので割増になるケースがございます)

全ての研磨を終え外へ出たら雪景色でした^^
研磨中は暗室状態で窓もロールスクリーンを下ろしっぱなしなので気づきませんでした^^;

コーティング

コーティング前にはしっかりと洗車します。

この時の水の引き方が個人的には好きです♪

コーティング施工の際は塗りムラ、拭き残しがないよう研磨時とは異なったライトにて入念にチェックしていきます。

今回施工させていただいたコーティングは特にクセのある施工方法なので細かなライティングチェックは欠かせません。

完成

コーティングで“+α”な艶感を与えついにフィニッシュです!

迫力増し増しな仕上がりになったかと^^

スポットチェックも問題無し!
パールホワイトの煌めき感も向上↑

納車時オーナー様からは「より白くなった!」とお褒めの言葉をいただけました。

そしてご紹介までしていただき心より感謝申し上げます。

この度はご用命いただき誠にありがとうございました!